2011年12月06日

完全なる報復 (2011/1/25)

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完全なる報復 - goo 映画



 拘置所からの殺人は可能なのか? という視点は面白く新鮮。種明かし部分で拍子抜けの感もありますが、種明かしまでは、色々と思いを巡らせる事が出来、見応えがあります。

 また、綿密な報復計画と、計画の為に数年という年月をかける主人公の執念と、粘着質な性格に戦慄を覚えます。

 ただ、結果的に主人公が罰を受けないというラストは、「法社会の否定」というメッセージを観客に与えてしまいます。確かに法には不備もあるし、理不尽でしょう。そういう意味で「法社会の矛盾」を問題提起する意義は感じます。
しかし、だからといって、法を破ってまで報復を行う事、なおかつ罰する事をしないという事は、法社会の否定、ひいてはテロリズム(現に主人公の行う事はテロ以外の何者でもありません)の肯定にもつながり全く共感できません。

【評点】55点
posted by TARGET at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一言感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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