2009年10月20日

10,11月の映画

9月に観た映画は、4本。
『グッド・バッド・ウィアード』 70点
 以前にも書きましたが、
 
 主演3人の魅力と勢いだけで押し切った作品。

 細かいところは気にしないで観るのが吉。

『縞模様のパジャマの少年』 65点
 確かに演出は上手いですよ。
 でも、ドイツ側の少年が設定の年齢よりも、
 ずっと幼く描かれている事に違和感を覚えました。
 「無知である事の罪」「ナチスドイツの罪」等、結構重いテーマの筈なのですが、
 ある種のファンタジー的な演出によってテーマが矮小化されていると思います。
 あと、二人の少年の間に対等な友情が成立していたかも疑問
 個人的には「姑息な作品」で好きになれません。

『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』 60点
 キャラクター造形に、ぎこちなさがあり、フル3DCG作品としては、
 まだ課題山積ですね。
 内容の方はというと、主人公の遥が傍観者になっていて、
 「テオの成長物語」といった感が強いですね。
 そういう意味では作品の趣旨と矛盾しています。
 あとテオ役の沢城みゆきが熱演。やっぱり上手いなぁ。
 ある意味、彼女で持っている作品です。
 (その事で「テオの物語」になっているのは皮肉ですが)

『孫文 〜100年先を見た男〜』 45点
 『革命家』孫文の隠された一面だとは思いますが、
 「資金集めに奔走する孫文」というのは、やっぱり地味ですね。
 その地味な題材を淡々と描かれると・・・、ねぇ。



さて、10月の映画と言っても、もう15日を過ぎているので11月と併せてという事で。


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 実在した結婚詐欺師をモデルにしたコメディ。
 とにかく主演の堺雅人が怪演。

  林の中、米海軍士官服姿で現れる堺雅人。

  博物館の玄関前で腕立て伏せをする堺雅人。

  片言の日本語で米海軍の名刺(そんなもんあるのか?)を渡す堺雅人。


  怪しさ大爆発。

 こんなのに騙されている「騙されたがる人々」と「自らを騙しきれない詐欺師」の掛け合いが滑稽であると同時に切なく感じる、そんな作品でした。



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 『殺人の追憶』『グエムル』のポン・ジュノ監督の最新作。
 (でも、世間一般では「ウォンビンの復帰作」)
 予告編を見ましたが、なかなか出来がよさそう。
 個人的に好きな監督だしね。

◎『スペル
 こちらは、サム・ライミ久々のホラー。
 サム・ライミ独特のホラー感が錆付いてなきゃいいけど・・・

〇『カイジ 〜人生逆転ゲーム〜
 福本伸行の漫画「カイジ」の映画化。
 原作は未読ですが、予告編での香川照之が凄いので、本編ではどうなってるんだろうと興味津々。
 ところで、その香川氏は、かつてボクシング雑誌でコラムを連載していた程の筋金入りのボクシングファン
 公開初日の午後にもWOWOWのダブルタイトルマッチのゲスト解説をやってました。

 あの〜、舞台挨拶は?

〇『イングロリアス・バスターズ
 クエンティン・タランティーノ監督の最新作。
 錆付いていると言えば、サム・ライミより、こっちの方が心配かな。

▲『ATOM
 テレビアニメ版の印象が強すぎて、あのアトムの造形には違和感を感じますが、話自体はテレビアニメ版より前(もしくはプロローグ)の話なので、頭を切り替えて観る事が出来るかもしれません。

▲『狼の死刑宣告
 『SAW』シリーズのジェームス・ワンが監督を務める復讐劇。
 主演がゲビン・ベーコンというあたりが渋い。

▲『沈まぬ太陽
 山崎豊子原作の小説を渡辺謙主演で映画化。
 上映時間が3時間22分という長さで、間にインターミッション(休憩時間)を挟むという、近年では異例の作品。
 しかし、原作の小説が全5巻なので、これでもダイジェスト版になりそうな予感がします。

△『笑う警官
 佐々木譲の警察内部の腐敗を描いた原作小説の映画化。
 題材としては自分の好きなものなのですが、監督・脚本が角川“原作改悪”春樹というのが、ちょっとねぇ・・・

△『ゼロの焦点
 松本清張の代表作の2度目の映画化。
 監督・犬童一心、主演・広末涼子というのはミスキャストの様な気が激しくするのですが、私だけでしょうか?

△『曲がれ!スプーン
 ヨーロッパ企画の上田誠と『踊る大捜査線』(もしくは『小林少女』)の本広克行が2度目のタッグを組んだプチSF映画。
 上田誠が絡んでいるので、流石の本広監督も『小林少女』の様な手抜きはしない・・・、と思いたいです。

△『Disney’s クリスマス・キャロル
 ロバート・ゼメキスが懲りずにまたやりますよ、リアル3DCDアニメを。
 今回はディケンズの『クリスマスキャロル』が原作。
 個人的には娯楽実写路線に戻って欲しいだけどねぇ・・・、まぁライフワーク(病気とも言う)だから。


 年末に向かって期待作、疑問作、博打作が増えてきましたね。皆さん、ハズレを引かない様にしましょう。
posted by TARGET at 00:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(メモ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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11月の映画
Excerpt: 今更だけど、すっかり忘れてた11月の映画について。 10月に観た映画は、『空気人形』のみ。ラインナップも微妙だったしなぁ。 ◎観に行く予定の映画 『僕の初恋をキミに捧ぐ』 映画の日に鑑賞済み。..
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