2006年07月10日

マスターの評価のおはなし

 オフイベも終わって(私は参加していませんが)一段落ついた感のブラオペ。私も個人的には9ターン目で終わっているのですが、その頃、ふと「マスターの客観的評価って出来ないものかなぁ」と考えた事があります。

 まぁマスターの評価、特に自分が参加していたマスターの評価というものは、ほぼ間違いなく主観的になってしまうものだと思いますし、私自身も客観的に見る事は出来ません。でも、指標の様なものは作れるのではないかと考えてみました。


その1「定着率」
 最初に入ったシナリオで満足できていれば、シナリオ移動をする人は少ない筈です。なんらかの不満があるから、そしてその大部分はマスターに対する不満があるからシナリオ移動するのではないかと。
 そこで、シナリオ序盤から参加しているPCのうち終盤まで残っているPCの割合を求めたものです

          シナリオ終盤まで残っていたPC数
 定着率 = ―――――――――――――――――  × 100
             シナリオ序盤のPC数


その2「新規参入率」
 これは「定着率」とは逆ですね。

             シナリオ序盤にいなかったPC数
 新規参入率 = ―――――――――――――――  × 100 
               シナリオ終盤のPC数



 これを私が参加していた露木シナリオに当てはめてみます。第1ターンの参加PC数はPC名簿以上のPCが参加していたらしく、把握できないので第2ターンの参加PC数を「シナリオ序盤」の基礎数値、第9ターンの参加PC数を「シナリオ終盤」の基礎数値(最終ターンはアクション出してないので)とします。


          64 
 定着率 = ―――  × 100 ≒ 62.7% 
         102

            19
 新規参入率 = ――  × 100 ≒ 22.9
            83 

 
 この数値が高いのかどうかは評価が分かれる所(個人的には低いと思っています)ですが、 解りません。なぜなら全てのシナリオについて統計を取って比較していないからです。ただ、全シナリオの比較が可能であるならば、この指標はマスター評価をするうえで一定のものにはなるんじゃないかと思いますが、どんなもんでしょ?
posted by TARGET at 00:04| Comment(10) | TrackBack(0) | BloodOpera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>最初に入ったシナリオで満足できていれば、シナリオ移動をする人は少ない筈です。
>なんらかの不満があるから、そしてその大部分はマスターに対する不満があるから
>シナリオ移動するのではないかと。

これは一概にそうとは言えないような気がします。
ブラオペでは中盤まで、新シナリオがほぼ毎月1〜2本のペースで追加されてましたが、例えば鬼哭谷シナリオなら「格闘キャラメインっぽいから」「アナ様が出てるから」、鵺ヶ崎シナリオなら「エロがあるから(笑)」というように、比較的ポジディブ(?)な動機で移動する人もいるんじゃないかと。
また「病院−ラルフェン−ショタ」とか、終盤の「椿市−鵺ヶ崎−NA」のように、シナリオ同士のリンクが強いところだと、展開次第では頻繁に移動を迫られるというのもありえますしね。
Posted by 佐倉めいる at 2006年07月10日 10:27
佐倉めいる様
 確かにそうかもしれませんね。
 そうなると、本気で指標を求めようとすると全体の動態調査をする必要がありそうです。

 まぁ、思いつきではじめた事ですし。参考程度という事で。
Posted by TARGET at 2006年07月12日 23:53
うーん、そもそも「面白さ」とか「満足度」といった主観的な要素の大きい「マスター評価」に、数値的な指標を与えること自体、無理があるような気がするんですよ。「PCの人数(定着率)の数値が低いからこのマスターは駄目なんだ」という見かけ上の数値的定義を与えることで、かえってシナリオ上、マスタリング上での問題点(「ここが良くない」「こうすればもっと良くなったのに」等)を覆い隠してしまうのではないかと。

確かに「初回の人数が極端に多いところほど、途中で(今のままでは活躍できないので新天地を求めて)移動するPCの率も高くなる」傾向がありますが(逆に人数の少ないシナリオでは、あまり移動されると即座にシナリオ消滅の危機に陥りますから、よほどつまらないシナリオでもない限り移動を見合わせるケースが多いのではないかと)、一方で全ターン通じて残っている(指標では「そこそこ満足している」と定義される)PCの「絶対数」もそれなりに多いわけで。
でもこの指標で計った「比率」が低ければ、「実際には満足している人数(絶対数)は多いのに、マスター評価は低い」ということになってしまう。
となると、絶対数と比率、更には参加プレイヤー個人の意見のどれを信じればいいの? ということになっちゃうと思うんですよ。

むしろ主観が入ることを承知の上で、率直な感想や自分自身の意見を表明された方が、運営側が参考とする上でも有用なのではないかと思うのですよ。
「自分自身の意見や立場」を明らかにした上であれば、「うんうん、その通り!」「いや、それは違うんじゃないの?」という意見交換も出来ようというものですし。
Posted by 佐倉めいる at 2006年07月13日 13:25
全体の調査とまではいかなくとも、少なくとも複数のシナリオについて調査をしなくては、ただの印象操作といわれてもしょうがないのでは?
たとえるならば身長180センチの人を捕まえて、「サンシャイン60の高さは240m。それに比べると0.0075。この数値が高いのかどうかは評価が分かれる所(個人的には低いと思っています)ですが、身長の評価をするうえで一定の指標にはなるんじゃないかと思いますが、どんなもんでしょ?」とするようなものでしょう?

比較をするにしても、当初の予定処理人数に対してオーバーをしているところから選ばないと有意とはいえないでしょうし。
Posted by すが at 2006年07月17日 18:34
御返事遅れて申し訳ありません。

すが様
>全体の調査とまではいかなくとも、少なくとも複数のシナリオについて調査をしなくては、ただの印象操作といわれてもしょうがないのでは?

まったくもってその通りでございます。「客観的」と言っておきながら私情が入ってしまいました。かの如く「客観的評価」というのは難しいです。


佐倉めいる様

 おっしゃりたい事は解ります。でも、それだと「感想等を発信しない受動的なPLの意思をどうやって汲み取るのか?」という事に行き着くのですよ。PL側が考える事ではないのかもしれないけど、サービスを提供する企業としては指標というのは必要だと私は考えます。
 もうひとつ、偏見かもしれませんが個人的な印象として「主観的評価」というのは両極端に偏っている様な気がします。指標などなくても混乱する人は混乱すると思いますが。むしろ判断材料は多い方が良いし、視点も多い方が良いというのが私の考えです。
 私自身のマスターの印象については後日書く予定です。
Posted by TARGET at 2006年07月23日 23:47
初回と最終回だけを取り上げて中間経過を考慮に入れないのでは、何がPC数を増やす(減らす)転機・要因になったのかを把握することが出来ません。
「マスターに不満があるから移動する」にしても、それには何らかの「理由」や「きっかけ」があるはずですから。例えば「第○ターンで自分のPCが死亡したから、新キャラは心機一転して同ターンよりスタートの追加シナリオへ行く」とか。
マスター不満以外の理由だと、例えばジュテーム小野田氏などはPCのロール上あえてシナリオジプシーをされてましたし、私のいたホリロジでも「普段は他のシナリオにいたけど、記憶宮殿探索のあった3、4、8ターンのみスポット参戦した」という方が何人かいらっしゃいます。
TARGETさんの指針では、こうした事例を(動機、人数の両面で)汲み取ることが出来ません。

逆に途中でPC数が増える要因にしても、必ずしも「そのシナリオが面白そうだから(マスターに満足しているから)やってきた」といった前向きな動機ばかりではないと思います。
今回のブラオペでは「自分のキャラを死なせたくないから、戦力増強の為にフェリオンを追加投入した」といった事例をよく見かけましたが、こうした場合「一応シナリオには留まっているが、戦力バランスには『不満がある』から追加投入する」と考えることも出来ますし(この場合は「マスターに」対しては、満足・不満の両方を抱えていることになります)。

全シナリオだけではなく「全ターンの推移」、更に消えたPC、増えたPCの追跡調査(どこからどこへ行ったのか、移動先で何ターン留まったのか、そもそも本当に「移動」なのか、それとも追加投入か、等)までやらないと、本当の意味での「全体の動向調査」は難しいのではないでしょうか。
「判断材料は多い方が良いし、視点も多い方が良い」とおっしゃるのであれば尚更。

Posted by 佐倉めいる at 2006年07月24日 07:37
>佐倉めいるさん
物事を分析するには、マクロアプローチとミクロアプローチの二つがあります。
前者は、個々の事情にはあえて目をつむり、統計的な処理を行うことで全体的な傾向をつかもうという手法。
後者は、個々の行動原則を数式化し、それを積算することで全体像を把握しようという方法。
この二つの方法は、いずれが優れている、いずれが誤っているというものではありません。
targetさんがしようとしていたのはマクロアプローチ。
マクロアプローチの手法をとるのであれば、サンプル抽出の対象に恣意的なバイアスが入るのはおかしい、
これは当然のことです。
targetさんも認めておられるように。

しかし、佐倉さんは、マクロアプローチをとろうとするtargetさんに対して
ミクロアプローチをするべきだと主張されているわけで、
いささかピントはずれといわざるを得ないでしょう。
そのような主張をされるのであれば、
まずは分析しようとする対象におけるミクロアプローチの優位性を立証する責任が、
佐倉さんにはあるのではないでしょうか?
Posted by すが at 2006年07月25日 00:10
>すがさん
マクロアプローチとミクロアプローチの件、ご指摘ありがとうございました。
で、その上で私の意見なのですが、(現行のような)マクロアプローチの手法では、恐らくはTARGETさんが本来目的にされているであろう「露木シナリオの問題点に数値的な裏づけを与えることで、その不満を解消する」ことは、難しいのではないかと思うのです。
むしろ、途中経過に目をつぶることで、問題の根本を見逃してしまう恐れがある。

前の私の書き込みではいささか話を広げすぎてしまったために、混乱を招いてしまったかもしれませんが(読み返してみれば、他シナリオの話は確かに蛇足でした。すみません)、「定着率と新規参入率」の精度を高めるために複数シナリオにおける調査が必要なのと同様、「全ターンの推移」の方は(全シナリオとまではいかないまでも)少なくとも露木シナリオに関してだけでも「人数激減の転機となったのは何ターン目の、どのイベントのあたりか」を把握していなければ、「当時の一体どこに問題点があったのか」を指摘することは出来ません。

「精度の低い数値的データ」は、時として「主観的評価」と同等かそれ以上に、受け手の誤解や混乱を招く危険性があるのです(人間には「個人の主観と違い、数値的データは公正かつ客観的だ」という思い込みがどうしてもあるものですから)。それこそ、すがさんが以前おっしゃってたような「印象操作」に利用できるぐらいに(もちろんこれは「TARGETさんが意図的に印象操作をしようとしている」という意味ではないです。むしろ「精度の低いデータ」を提示することで、かえってTARGETさんが外野から、かのような誤解を受けてしまうことの方を、私は懸念しています)。
そもそものTARGETさんの目的が単に「自身の抱えている露木シナリオに対する不満に、数値的な裏づけを与えて納得する」だけに留まらず、「同じ不満を抱える『受動的なPL』の意思を汲み取ることで彼らを救済したい」というところにまで踏み込むつもりであれば尚更、提示するデータにはより高い精度が求められると思うのです。
Posted by 佐倉めいる at 2006年07月25日 21:56
>佐倉様

どうも、論点がずれているのか、ずらされているのか。
targeさんの最初の主張に対しては、これまでに次の二点の批判が私と佐倉さんからされております。
最初に、そのような分析は、マクロアプローチではなく、ミクロアプローチでなくてはできない、という佐倉さんの批判。
次に、偏ったデータからでは適切な分析がされないという私の批判。
私は、先の発言において、佐倉さんに対して第一の批判を行うのであれば、
本件に関するミクロアプローチの優位性を示す論拠を示すべきではないか、そのようにお願いしました。

詳細に見ると、
>(現行のような)マクロアプローチの手法では、
>(中略)
>難しいのではないかと思うのです。

ここは佐倉さんの第一の批判の繰り返しです。
ところが、ここでもどうしてマクロアプローチでは難しいかの論拠は示されていません。

その次の段落の
>「定着率と新規参入率」の精度を高めるために
>(中略)
>を指摘することは出来ません。
偏ったデータから適切な分析ができないのは、マクロであろうとミクロであろうと同じです。
つまり、この点をいくら指摘しても、佐倉さんの主張である「本件については、ミクロアプローチが優位」ということの論拠とはなっていないのです。

佐倉さんが、マクロ分析よりもミクロ分析が優位であるという主張を繰り返されるのであれば、
ミクロ分析の優位性を直接に示す論拠を示されるべきでしょう
Posted by すが at 2006年07月27日 01:44
 最近、仕事が忙しくて毎日午前様・・・

佐倉様

>恐らくはTARGETさんが本来目的にされているであろう「露木シナリオの問題点に数値的な裏づけを与えることで、その不満を解消する」こと

 これは違います。あくまでも私が言いたかったのは「こういうマスター評価の方法もあるんちゃうん?」という事です。例として露木シナリオを挙げたのは、私の参加PCが露木シナリオの1PCのみで、それ以外に資料がなかったからに過ぎません(そこに恣意的な表現を入れてしまった私の非もあるのですが)。

 また各ターン毎の推移を示す事=精度を高める事ではない様な気がします。この指標自体が問題点の指摘を目的としている訳ではないからです。あるターンに指標が激減したとしても、その原因については類推するしかない時点で問題点の指摘にはそぐわない指標だと思います。

 ちょっと違う例えかもしれませんが、日経平均が「数値が上下する理由」が重要ではなく「数値が上下するという事実」が重要なのです。
 
Posted by TARGET at 2006年07月31日 01:26
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