2006年10月18日

『カポーティ』を観る(10/13)

【監督】ベネット・ミラー
【出演】フィリップ・シーモア・ホフマン キャサリン・キーナー
    クリス・クーパー クリフトン・コリンズJr.
(オフィシャルHPはこちら

【評点】65点
 作品の冒頭、パーティーシーンがある。そこではカポーティが話題の中心となって談笑しているのだが、そこでのカポーティの印象は

 なんて、嫌な奴だ。

 しかし、物語が進んでいくに従って、それは彼自身が幼少時から世間から誤解される事への一種の抵抗だという事が解る。
 その彼がとある片田舎で起きた殺人事件の犯人の取材をするのだが、彼はその犯人に一種のシンパシーを抱く。
 「この男の境遇は俺と同じだ」と。
 そういう想いを抱く一方で作家としての本能が告げる。
 「この本は売れる」
 その2つの相反する想いが次第に彼を蝕んで行く。一方では犯人に対して嘘を付き、一方では犯人の為に弁護士を手配する。また別の場面では犯人を助けたいと思い、かと思えば早い死刑執行を望む。そういった心理面の揺れ動きをカポーティ役のフィリップ・シーモア・ホフマンが好演しています。ただ、個人的には犯人役のクリフトン・コリンズJr.が一番光っていた様な気がします。

 で、なんで評点がこんなに低いのかというと、ひとえに私の勉強不足です。映画を見る前にカポーティその人の事をもっと知っておけば良かったと後悔しています。

 なので、この作品を観る時はカポーティの作品を読めとは言わないまでも、その人物像は把握しておく事をおすすめします。

 できればパンフレットは始まる前に読みましょう。

 
posted by TARGET at 22:33| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画の感想(暫定版) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/25712582

この記事へのトラックバック

映画『カポーティ』(10/18)
Excerpt: 「カポーティ」 原題「CAPOTE」/2005年アメリカ/114分 【監督】ベネット・ミラー 【脚本】ダン・ファターマン 【製作】キャロライン・バロン/マイケル・オホーヴェン/ウィリアム・ヴィンス ..
Weblog: 「暁に、死す!!」PBM修羅道日記・出張版
Tracked: 2006-11-04 02:03
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。