2006年10月23日

『ブラック・ダリア』を観る(10/22)

【原作】ジェイムズ・エルロイ
【監督】ブライアン・デ・パルマ
【出演】ジョス・ハートネット スカーレット・ヨハンソン
    アーロン・エッカート ヒラリー・スワンク
(オフィシャルHPはこちら

【評点】60点
 私は原作を読んでいません。それを踏まえたうえで。
 この作品において【ブラック・ダリア事件】はひとつのきっかけに過ぎません。【ブラック・ダリア事件】を取り巻く人々が持つ、闇の部分をぶちまけた作品だと思います。

 なので、【ブラック・ダリア事件】が発生するまでが長いし、謎解き部分はセオリー通りのあっさり且つ駆け足。ミステリーに興味のある人は裏切られた気分になるでしょう。

 では、「闇の部分」はどうか? というと、確かにぶちまけてはいるのですが、そこに至るまでの心理描写が浅く、上澄み液をぶちまけているみたい。特に主役の刑事がなぜ「ブラック・ダリア」に魅かれていくのかが解り辛く、彼の行動原理に共感できないのはもちろん、理解するのも難しい。映像派の監督の限界点を見た様な気がします。

 ただ、話の構成や繋ぎは流石に上手いです。映像表現もスタイリッシュ。それを楽しむには良いかと。

 とはいえ、

 『LAコンフィデンシャル』には遠く及びませんな。
 
posted by TARGET at 23:52| Comment(3) | TrackBack(1) | 映画の感想(暫定版) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ、サンドラといいます。
デ・パルマの映画で思い出深かったのは
「愛のメモリー」でしたが、
「ブラック・ダリア」も面白そうですね。
見に行こうかな
Posted by サンドラ at 2006年10月24日 00:36
サンドラ様
 コメントありがとうございます。
 私がデ・パルマの作品で印象に残っているのは『アンタッチャブル』ですかね。
 最近のデ・パルマの作品が?が付く出来だったのに比べると『ブラック・ダリア』は若干持ち直した感じですね
Posted by TARGET at 2006年10月25日 01:16
個人的にはがっかりな出来でした。
原作も他のLA四部作と比べると、個人的にはさほど評価してないのですが、もう少し深みがあったかと。
アンタッチャブルも刑事同士の友情がテーマの一つでもあったし、もう少し上手く描けなかったのかと思いましたね。
Posted by ミハイル暁 at 2006年11月26日 13:34
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映画『ブラックダリア』(11/3)
Excerpt: 「ブラックダリア」 原題「THE BLACK DAHLIA」/2006年アメリカ/121分 【監督】ブライアン・デ・パルマ 【脚本】ジョシュ・フリードマン 【製作】ルディ・コーエン/モシュ・ディアマ..
Weblog: 「暁に、死す!!」PBM修羅道日記・出張版
Tracked: 2006-11-24 07:15
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