2007年04月18日

エレクションを観る(3/23)

【あらすじ】
構成員50000人を超える、香港で最大の組織〈和連勝会〉では、二年に一度、上級幹部によって新しい会長を選ぶ選挙が行われている。今回の候補は二人――冷静で組織に忠実、年長者を敬うロクと、短気で周囲との衝突も多いが、有無をいわせぬ強引な強さのあるディーだ。
世襲制で会長を選ぶ組織もあるなかで、公平に選挙制をとる〈和連勝会〉。しかし公正さが第一といっても、裏ではさまざまな策略が巡らせていた。ロクが縄張りの拡大を約束すると幹部に提案する一方で、ディーは、なりふり構わずに賄賂を使った買収工作を始めた。
結局、大幹部タンの「信頼に欠ける選挙など全く無意味だ」というディーを批判する一言が決め手となり、ロクが選挙に勝利する。
この知らせを耳にしたディーはすぐさま報復に出る。賄賂の額が少ないとディー派につかなかったロング・ガンと、彼に渡すべき賄賂を賭けに使い込んだサムを拉致し木箱に詰めて崖から突き落として重傷を負わせる。
さらには、現会長のチョイガイに向かって、会長に選ばれた者だけが手にできる〈竜頭棍〉をロクに渡すなと脅す。言うなりになったチョイガイだったが、混乱を怖れ、部下の運転手ミンに〈竜頭棍〉を中国本土・広州に運ばせてしまう…。
(オフィシャルHPはこちら

【監督】ジョニー・トー
【出演】レオン・カーファイ サイモン・ヤム
    ルイス・クー ウォン・ティンラム

【評点】70点
 香港犯罪組織の内部抗争を描いた本作品。こう書くと派手な銃撃戦を想像しますが、この作品にはそれが一切ありません。暴力的シーンは、素手であったり青龍刀であったり。正直地味ではありますが、「痛み」という点では、この方がくるものがあります。
 しかし、この作品の最大の魅力は男達が繰り広げる丁々発止のやり取り。男達が持つ空気、言葉、そしてさりげない仕草。その一つ一つが渋くてたまらない。いつのまにか作品に入り込んでしまう魔力を持っています。
 そしてラストシーン。この世界に属する者が持つ「逃れられない業」を私は感じたような気がします。

「男の持つやるせなさ」が魅力の作品。


 久々に堪能しました。


出演俳優について。
個人的には組織の長老役のウォン・ティンラムがいい味出していて好きです。温厚な外見ですが、やはりこの世界特有の「業」を持っていて、時折それを垣間見せる。それが、渋いんだ。やっぱ

既に続編も完成しているとか。早く来ないかなぁ…
posted by TARGET at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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