で、準備がてら今まで観た映画について整理してみると、結構忘れてるなぁ。
整理はまだ途中ですが、現時点ではこんな感じ。
1.『ライトスタッフ』(1983年 米 フィリップ・カウフマン監督)
米ソの宇宙開発競争と、それに背を向けた男の物語。
文句なしにカッコよく、男の美学あふれる「男の映画」。
今では信じられないだろうが、日本公開当時、30分近くカットされて公開された。
2.『オールド・ボーイ』(2003年 韓国 パク・チャヌク監督)
パク・チャヌク監督の「復讐三部作」の二作目。
復讐の恐ろしさ、虚しさがハートにグサグサ刺さります。
重いし暗いし人を選ぶ作品ですが、私は傑作だと思います。
チェ・ミンシクとユ・ジテの演技も素晴らしい。
3.『ベン・ハー』(1959年 米 ウィリアム・ワイラー監督)
シネラマ時代のOS劇場サヨナラ上映会で観ました。
何と言っても戦車競争。
ただ、大スクリーンで観ないと、その迫力は半減以下。シネラマで観た私は幸せ者です。
4.『未来世紀ブラジル』(1985年 英 テリー・ギリアム監督)
未来の管理社会を描いた作品。これも重いし暗い。
しかも、大毎地下でこれを観た時の併映が『時計じかけのオレンジ』。
今から考えると地獄ですね。
5.『交渉人』(1998年 米 F・ゲイリー・グレイ監督)
人質交渉人の二人の男が人質犯と交渉人という立場で対峙するサスペンス・アクション。
この作品を観た時に、頭の中がクルクルクルクルする快感を覚えました。
6.『ブレードランナー』(1982年 米 リドリー・スコット監督)
カルト映画の金字塔的作品。今や有名になりすぎてカルト映画だかなんだか。
でも、公開当時は本当に入ってなかったんだよ、客。
私にとっては、ルトガー・ハウアーという名優を知った作品ですね。
7.『ブラザーフッド』(2004年 韓国 カン・ジェギュ監督)
朝鮮戦争に引き裂かれた兄弟の悲劇。
私が唯一、号泣した作品です。
8.『ナイトメア−・ビフォア・クリスマス』(1993年 米 ヘンリー・セリック監督)
ストップモーションアニメの革新作。
作品全体に漂う「無邪気な悪意」が私好み。
ダニー・エルフマンの音楽も素晴らしい。私、サントラ買いました。
9.『ゴジラ』(1954年 日本 本多猪四郎監督)
私にとって『ゴジラ』といえばコレ。日本特撮界が未だにこの作品を越えられない、というのは悲しいねぇ。
10.『マルコヴィッチの穴』(1999年 米 スパイク・ジョーンズ監督)
ヘン。とにかくヘン。
ジョン・マルコヴィッチも、よく受けたなぁ。
他にも色々あるので、下位の作品は、その時々で入れ代わるでしょうね。
それにしても、「暗い」「ヘン」「(当時は)マイナー」な作品が多いなぁ。
【番外】
ベストテンは入れ代わる可能性があるけど、ある項目で永久にトップの座を譲らない作品があります。
『マイドク いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか』
(1984年 ニュージーランド ディビィッド・ブライス監督)
長い!
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